お婆さんとお爺さんのポーランド二人旅　クラクフへ移動

○ ポーランドの四日目
　今日は、クラクフへ移動して、午後はクラクフの市内観光です。
　　　　　
予定では、ホテルチェックアウト　ホテル発【０７：３０】→ワルシャワ中央駅【０７：５５】→クラクフ中央駅【１０：１４】→ホテルに荷物預け
　　　　　　
　ホテル→　２ヶ所の観光案内所　→　昼食　→国立博物館本館→ユーロピエム→織物会館（２Ｆクラクフ国立美術館分館・地下博物館）→ 聖母マリア教会→ホテルチェックイン→クラクフ中央駅（ヴィエリチカの切符購入）→中央駅カルフール→ホテルです。

＊　途中２ヶ所の観光案内所（９：００～１５：００）に立ち寄り、お土産のチェックをします。　＊

★　ワルシャワシティセンター・ホテルの朝食　６：３０～

ハンプトンバイヒルトンワルシャワシティセンターでの最後の朝食になります。日曜日のためか昨日より多くの人が朝食に訪れ、賑やかです。外国の方たちは概して朝食は少な目で、時間も多くかけないようです。ＺＩＺＩＶＡＶＡも列車の時間を気にしながらの朝食です。

カリカリベーコンはＺＩＺＩの大好物		ＶＡＶＡはフルーツ大好き人間です

★　ポーランドの国鉄　（PKP INTERCITY）に乗ってクラクフへ

ワルシャワからポーランドで二番目に大きい都市クラクフまで、ポーランド国鉄の高速列車で移動します。
ホテルをチェックアウトしてから、二つのスーツケースを転がしてワルシャワ中央駅に向かいます。
途中、階段を昇り降りしなければなりませんが、何人かの親切な方に声をかけられ、手伝ってもらう事も出来ましたが、何とか自分たちだけで運ぶことが出来ました。
ワルシャワ中央駅では迷うことなく、また列車も定刻の７時５５分に多くの乗客を乗せて発車しました。
クラクフまでは２時間２０分の旅ですが、座席も広く、飲み物の無料サービスもあり、快適な時間を過ごすことが出来ました。

ポーランド国鉄「PKP INTERCITY」の切符購入方法の詳細は　こちらから

ポーランド国鉄「PKP INTERCITY」の高速列車

ワルシャワ中央駅です

コンコースからプラットフォームへ下ります		３番線プラットフォームから発車します

高速列車の車内です

二人用と四人用の座席があります		モニター画面で色々な案内がされます

２３０Vの電源も付いています		前の空間も広いです

駅での改札はありませんが、車内での改札は必ずあります

発車して直ぐに乗務員が廻ってきます		プリントした乗車券を提示してＯＫ

車両ごとに設置されている荷物置き場です

念の為、鍵付きワイヤーで固定しておきます		車いすやベビーカーの置き場です

おもてなし

無料のドリンクサービスが嬉しいです		コーヒーを頼みました

列車は、定刻の１０時１４分にクラクフ中央駅に到着しました。
これからホテル（アパートホテルペルガミン）まで、またまた二つのスーツケースを転がして歩きます。

★　ホテルに荷物を預けて観光に出かけます

クラクフ中央駅から歩くこと１５分、やっと今日からお世話になるアパートホテル・ペルガミンに到着しました。
ホテルのフロントで到着を告げ、スタッフの女性に荷物の一時預けをお願いすると快く応じて、奥にあった納戸に案内してくれました。
空身になって二泊三日のクラクフ観光に出かけます。

アパートホテル・ペルガミン

フロリアンスカ門から中央広場へ向かいます。

マラソン大会で大賑わいの中央広場

織物会館のインフォメーションセンター

中央広場の織物会館近くには２ヶ所のインフォメーションセンターがあります。一つは上の写真の織物会にあります。
ここでは観光に必要な地図などが用意されていますが。日本語には対応していません。
また、簡単なお土産などが用意されています。特筆されるのは明日行くことになっているヴィエリチカ岩塩坑の塩が入った入浴剤が買える事です。
尚、（入浴剤）については後述します。

★　お昼ご飯　（お洒落なレストラン　スマコウィキ）　Smakołyki　

午後の観光（クラクフ国立博物館本館）の前に、旧市街の外周道路沿いに、お洒落なレストランがあると言うので寄ってみます。大学のそばです。

お洒落なレストラン　スマコウィキ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　https://www.inyourpocket.com/krakow/restaurants#

★ Smakołyki
　スマコウィキは様々な種類のポーランド料理を楽しめる人気のレストランです。トラム＆バスストップのバガテラ劇場　Teatr Bagatelaから徒歩5分ほどのところに位置しています。店内はとても広く開放的でインテリアもとてもお洒落です★メニューも様々な種類のポーランド料理が用意されています。中でもおすすめはポテトの「パンケーキ、グラーシュがけ　Placki ziemniaczane z gulaszem」。分厚いジャガイモのパンケーキ2枚に、肉がゴロゴロ入ったグラーシュたっぷりで、すごくボリュームがあります！
また、「ジャガイモとベーコン＆マッシュルームのオーヴン焼きZapiekanka ziemniaczana z boczkiem i pieczarkami 」や「カツレツとゆでたジャガイモ、サラダの盛り合わせKotlet schabowy z ziemniakami i zestawem surówki」も人気メニューです♪ベジタリアン用のメニューも用意されています。
クラクフを訪れた際には是非一度立ち寄ってみてくださいね♪

　　　　*- http://www.cool-world.net/Poland/gourmet/70/のホームページ -*

お店のホームページはこちらから

お昼ご飯です

タラのフライ　15.0zł		ローストポーク　17.0zł

味は至極一般的で、可もなく不可もなくです。お店の人は親切で雰囲気がとても良かったです。ゆっくり食事ができました。

★　クラクフ　国立博物館本館　　Muzeum Narodowe w Krakowie

食事を楽しんだ後、午後の観光に出かけます。
先ずは旧市街からチョット外れたクラクフ国立博物館本館へ向かいます。

クラクフ　国立博物館本館

★ 国立博物館本館
　国立博物館本館は、美術品や歴史的遺物のコレクションがきわめて充実しており、最上階には２０世紀のポーランド美術専門の展示室がたくさん並んでいるほか、じゅうたんや陶磁器から市内の教会を色とりどりに染めていたステンドグラスまで、ありとあらゆる分野の所蔵品で６００年に及ぶ装飾工芸史を通観できます。昔使用されていた軍備品のコーナーには、さまざまな武器、防具、軍服が陳列されており、中には１０世紀の遺物まであります。
１８７９年の設立以来、拡充を続けたナショナルミュージアムのコレクションは、美術品など 78 万点超。まずは、２０世紀に活躍したポーランドの芸術家の作品が飾られた最上階へ行き、この国で最高峰と言われるオルガ・ボズナンスカの《少女と菊》やヤツェク・マルツェフスキの《自画像》など、５００点余りの美術品を鑑賞しましょう。
続く装飾工芸コーナーでは、古くは１２世紀にポーランドの家庭を美しくしつらえた品々が紹介されており、ポーランド一の蒐集内容を持つポーランドや東洋のじゅうたんとともに、楽器や金銀しろめ細工が並んでいます。
ポーランド軍にまつわるコレクションには、１０世紀の武具や１６００年代の甲冑 (かっちゅう)、１８～２０世紀の軍服など、新旧多様な年代の資料が含まれ、この国の歴史が透けて見えます。
　　入館料は７zł
　　　　　　　 *- http://mnk.pl/のホームページ -*

国立博物館本館展示品
（館内のインフォメーション有り）

※動画は音声が出ますので、音量にご注意ください

★　ユーロピエム　　Europeum Center of European Culture

国立博物館本館を観光した後は、分館のユーロピエム（Europeum）を訪れます。Europeumの本格的な発音は分かりませんが、ZIZIVAVAはユーロピエムと呼ぶことにしています。

★ユーロピエム
　クラクフ国立博物館はその１３４年の歴史の中で初めて、ヨーロッパの芸術の独立した常設展示を穀倉の建物で開設しました。ユーロピエムでは、１００点以上のヨーロッパ美術の絵画や彫刻を展示しています。２０１０年からはチャルトリスキ美術館の改修に伴いその所蔵作品の一部も展示されるようになています。
　　　日曜日は入場無料です。

●　展示作品の一部

アルゴスを倒す前のマーキュリー mercury before killing argus		ルクレティアの自殺 roman lucretia committing suicide

聖母子と聖人 madonna and child with saints		ボトルやパイプのある静物画 still life with bottles and a pipe

サンジョヴァンニの説教 the sermon of saint john the baptist		ベールの帽子をかぶった女性の肖像画 portrait of a woman in a hat with veil

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学生の街にふさわしく学生さんが勉強しています

★　クラクフ国立博物館（美術館）分館

ユーロピエムで芸術作品を鑑賞した後は、クラクフ大学の構内を横切り中央広場の織物会館の前まで歩きます。目的の国立博物館の分館は織物会館２階にあります。

中央広場の織物会館

国立博物館分館

★ 国立博物館分館　（織物会館２階）
　クラクフの国立博物館は１８７９年織物会館に設立されましたが、１９０１年織物会館に所蔵されていた作品の大部分を現在の国立博物館本館に移動しまた。
２００１年以降、国立博物館分館（織物会館２階）では、１９世紀後半からのポーランド絵画と彫刻などを現在のレイアウトで展示しています。

織物会館１階チケット売り場（日曜は無料）		２階にあがる階段から聖マリア教会

●　展示作品の一部です

蝋燭にされるキリスト教徒 pochodnie nerona　nero's torches		画家のインスピレーション inspiration of the painter

ヴェルミホーラ Wernyhora		農夫の黄昏の祈り evening prayre of farmer

雷雨 thunderstorm		Ellenaiの死 death of Ellenai

Helena Modrzejewskaのポートレート portrair of Helena Modrzejewska		Wandaの死 death of Wanda

プロイセンのオマージュ the prussian hormage		水辺のニンフ（妖精） water nymphs

パレットを持つ自画像		スズラン（鈴蘭）		テレサ・ヴァヴェンスキー・ヤーシェンスキーの肖像画

★　地下博物館　　Podziemia Rynku

国立博物館分館の作品を見た後は、同じ建物の地下博物館へ行きます。

ガイドマップのダウンロードは　こちらから

★ 地下博物館
　２０１０年に中央広場にオープンした地下博物館です。
広大な中央広場の高さはなぜ時代とともに変わっていったのか、昔、このあたりに住んでいた人々の生活はどうだったのかなど、考古学的な観点からクラクフの歴史を知ることができるこの博物館は、３Dやマルチメディアの導入で体験型の博物館として今注目されています。地下４メートルの深さに広がる４０００㎡の世界は過去から現在、そして現在から未来という時空を超えた体験ができるミステリーゾーンです。
中央広場には多くお方が訪れるでしょうが、３０分の自由時間が取れる場合は是非地下博物館も訪れてみて下さい。決して無駄な時間を過ごすことはないと思います。
中央広場の地下に、こんな凄い空間があることに驚くことでしょう。
　　　チケット代は19.0zł（１名）です。

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★　観光が終わり街中を散歩しながらホテルに帰ります

★　クラクフ中央駅でヴィエリチカまでの切符購入

ホテルに戻りチェックインを終え、預けたスーツケースを受け取り部屋でひと休みします。
休憩の後、クラクフ中央駅で明日のヴィエリチカ岩塩坑までの列車の切符を購入しておきます。
駅構内の切符の自動販売機は故障して使えず、窓口で購入しました。
因みに切符の自動販売機は「チケット・マシーン」ということです。

購入した往復の切符

クラクフ中央駅からバス（Wieliczka行き３０４番）で行く場合

中央駅西の出入り口のバス乗り場 Parafia św. Florianaという高い教会の前です		乗車券は駅前の自販機で買えます（バスの中でも買えます）