古都を愛でる 夫婦ふたり旅⑧京都観光の巻 四日目（2023年秋）
古都を愛でる 夫婦ふたり旅⑧ 
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| 京都国立博物館に行く途中、バスを誤って乗り違え、三十三間堂と（豊国神社～方広寺）の順番を入れ替えました。 |
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| ビュッフェスタイルの朝食でメニューは和洋食をたっぷり愉しめますが、全体的に温かさのある料理は少なく感じます。 |
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| 本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山で、正式には「龍谷山本願寺」といい、その所在する位置から「西本願寺」、または親しみを込めて“お西さん”とも呼ばれています。浄土真宗は、鎌倉時代の中頃、親鸞聖人 (1173-1263) によって開 かれました。 境内には阿弥陀堂、御影堂の両堂をはじめ、書院、唐門、飛雲閣など国宝や重要文化財に指定された建造物があり、1994 (平成6)年12月に 「古都京都の文化財」としてユネスコより世界文化遺産に登録されています。 |
瓦葺きの屋根、くぐると正面にある
「目隠塀」見えます
側面には花の透かし彫と金色 の装飾金具、
柱下部には龍の装飾が施されている
寛永13年再建、親鸞聖人の木像を安置して
います
本瓦葺の版築の塀で5本の定規筋が引かれて
います
切妻造、本瓦葺、真壁造の塀です
毎朝5:30に撞かれる梵鐘です
天水受けを支えるように、
四隅には天の邪鬼が配置されています
西本願寺では御朱印はありません。
代わりに記念スタンプを押します
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| バスに乗車後、違う行き先（反対方向）だと気づきました。焦りと戸惑いの中、運転手さんに正しい行き先の情報を尋ね、乗り換えが簡単なバス停を教えてもらうハプニングがありました。 |
| 東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆による記念碑的大作「五百羅漢図」全幅を修理後初公開するとともに、応仁の乱による戦火を免れた貴重な文化財の数々や、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展覧します。 会期 2023（令和5）年10月7日（土）～12月3日（日） 開館時間 9：00～17：30（入館は17：00まで） 観覧料 一般 1,800円（前売り1,600円） 会場 京都国立博物館 平成知新館 |
特別展が開かれている平成知新館
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京都国立博物館の「ロダンの考える人」
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大々的に催されています
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| 正式には蓮華王院(国宝)といい、長寛2年(1164)鳥辺山麓(現・ 阿弥陀ヶ峯)の後白河上皇・院政庁「法住寺殿」の一画に平清盛 が造進した。約80年後に焼失したが、すぐに復興に着手し文永3年(1266)に再建された。その後、室町・桃山・江戸そして昭和と4
度の大修理により700余年間保存されている。長いお堂は和様の入母屋・本瓦葺きの「総檜造り」で約120メートル。正面の柱間が33あるところから「三十三間堂」と通称され、堂内には1001体もの観音像がまつられる。また、見落としがちだが境内・南の通称「矢闇塀」と呼ばれる築地塀と南大門は、ともに豊臣秀吉
ゆかりの桃山期の気風にあふれた重文・建造物である |
南北120mの長大な和風のお堂
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「通し矢」が行われるお堂の軒下
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11月下旬、山伏姿の行者による「採灯護摩」が行われます
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「前掛け」を持ちかえり子供の枕に敷けば“夜泣き”が治るとされる
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軒平瓦には「太閤桐」の文様が用いられていることから『太閤塀』と呼ばれています
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「鐘は撞いてはいけません」の注意書があります
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| 豊臣秀吉公を祀る。北政所おね様を祀る貞照神社も鎮座し、出世開運・良縁成就の神様として崇敬される。 神社正面には伝伏見城遺構の国宝唐門がそびえ、重要文化財「 豊国祭礼図屏風」「名物骨喰藤四郎」など多数の宝物を所蔵している。 飛地境内の阿弥陀ヶ峯には秀吉公の墓所豊国廟がある。 |
唐門の前に設置された秀吉公像と国宝の唐門
神社正面の大唐門は伏見城遺構で国宝。
西本願寺・大徳寺の三唐門の一つ
豊臣秀吉公の像（陶器製だそうです）
江戸時代の鐘楼で嵯峨十景の五台のひとつ晨鐘。足利義政らの銘入りで著名
2.7m以上の迫力ある鉄燈籠は秀吉公の
三回忌に奉納されました
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| 京の大仏殿として知られていた同寺は、天正十四年豐太間の建立されたもの。当時の本尊木像盧舎那仏座像(高さ十六丈、 約四十八)は創建当時の奈良の大仏殿よりも高かったといわれ
る壮大さで、工期約二千日の間に延べ一千万人の労力を要した いう。その後慶長元年(一五九六)の大地震を始め再三の災禍にあ い、最近迄は天保十四年建立の木造上半身像(高さ約十四m)が
あったが、これも昭和四十八年三月二十七日の出火により焼失し た。境内には豊臣・徳川決戦の引き金と伝えられる有名な「国家 安康」の鐘(重要文化財、高さ四・二m、重さ八十二・七t)がある。 |
| 方広寺の鐘は、日本三大鐘の一つとされていて国宝に指定されています。 慶長十九年（一六一四年）、豊臣秀頼が亡き父秀吉の追善として方広寺に鐘を造りました。表向きは身吉追善のためとされましたが、徳川家康の策略により豊臣家の財力を消耗させる狙いがありました。家康は鐘の銘文に含まれる「国家安康」や「君臣豊楽」の文字に怒り、豊臣家を滅亡させるための計略を巡らせました。片桐且元が家康との面会を求めたが叶わず、事態は悪化し、大坂冬の陣へと進展しました。この出来事は家康の政略によるものであり、天海と金地院崇伝との深い関係も影響していた。 |
方広寺の鐘楼
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微かに「国家安康」「君臣豊楽」の八文字が
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天井も見るべきものがあります
（天井画「迦陵頻伽」） |
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| 歴史と由来: 創建は室町時代の応永元年（1394年）で、初代住持は南禅寺の僧、仁和尚。創建当初は南禅寺の塔頭（別院）として始まり、後に独立した寺となりました。 特徴: 智積院は、美しい庭園や重要文化財の建造物があり、その美しさで知られています。庭園には枯山水や池があり、四季折々の風情が楽しめます。 建造物: 金堂（本堂）や書院、庫裡（庫室）など、歴史的な建造物が残されています。金堂は重要文化財に指定されており、その建築様式や美しさが注目されています。 観光: 一般にも開かれており、観光客が訪れることができます。 庭園や歴史的な建築物を鑑賞することができます。 智積院は、京都の名だたる寺院と同様に、歴史と文化が豊かに詰まった場所です。訪れる際には、美しい庭園や伝統的な建築物をお楽しみいただけるでしょう。 |
金堂は智積院の中心的な建物
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仏足石は釈迦牟尼仏の足跡を模ったもの
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| 智積院は、空海によって創建された寺院であり、その名称には「智慧と積み重ねた功徳」を意味すると言われています。空海がこの寺院を開いた背景には、密教の教えや修行法を広め、信仰者たちに灌頂や加持を施す場とするとともに、仏教文化の発展に寄与する狙いがあったと考えられています。 |
幼少時の空海の聖者修行像
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弘法大師生誕千五十年供養塔
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| 臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁二年(1202) の開創で、 寺名は当時の年号から名づけられています。山号は東山(とうざん)。諸堂は中国の百丈山を模して建立 されました。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済 禅の道場となりました。800年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。 |
花見小路通りの北門から建仁寺に入ります
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三門 [望開楼(ぼうけつろう)]
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| 明和二年(1765)上棟。仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」。五間四間・一重・袋階付の堂々とした禅宗様仏殿建築。 正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。 また、 その天井には平成十四年(2002) 創建800年を記念し「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれました。 |
小泉淳作画伯の筆による「双龍図」
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中央に三尊石その東には坐禅石、廻りに紅葉
を配した枯淡な四方正面の禅庭であります
方丈（重文）前には、禅寺らしい雄大な
石庭「大雄苑」が広がります
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二曲一双の屏風全面に金箔を押し、
右隻に風神、左隻に雷神を描いています
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Ｇｏｏｄ Ｎｉｇｔｈ 
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