歴史香る平城宮で悠久の時を旅する | 古都を愛でる夫婦ふたり旅③

★　奈良3日目　10月19日（木曜）　★

3日目の行程概略

時間	項目
3日目	平城宮跡エリアとなら町エリア
8：30	大和西大寺
9：50	法華寺
10：30	海龍王寺
11：30	不退寺
13：20	大安寺
15：25	元興寺
17：00	近鉄奈良駅前の散策

出発時の予定であり、事情により変更する場合があります

VAVAが作成した分単位の奈良観光の計画書
★ （3日目）は　こちらからどうぞ

★　朝食です

06:30

今朝の朝食は、昨日は見送った料理の中から、心惹かれる数品を選んでみました。VAVAは彩り豊かな和食を、ZIZIは香り立つ洋食を、それぞれのスタイルで楽しみます。

VAVAは和風のお粥

ZIZIは洋風のパン

★　平城京跡エリアへ

平城京跡周辺図
画像にマウスを合わせると拡大されます

★　大和西大寺

08:30
近鉄奈良駅 ➡ 大和西大寺駅 ➡ 大和西大寺東門
大和西大寺

西大寺の創建は奈良時代の天平宝字八年(七六四)に称徳天皇が鎮護国家と平和祈願のために、七尺の金銅四天王像の造立を発願されたことに始まる。造営は翌天平神護元年(七六五) からは宝亀末年(七八○)頃まで続けられたが、当時の境域は東西十一町、南北七町、面積三十一町(約四十八ヘクタール) に及ぶ広大なもので、ここに薬師、弥勒の両金堂をはじめ東西両塔、四王堂院、十一面堂院など、実に百十数宇の堂舎が豊を並べていた。
現在は真言律宗総本山として、寺宝や宗教的行事によくその寺格と由緒をしのぶことができる。

解説文や写真はパンフレットから引用しています

境内図
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西大寺境内図

西大寺の共通拝観券です

西大寺の東門

大茶盛の西大寺

本堂

四王堂

西大寺愛染堂

大師堂

鐘楼

東塔跡

大茶盛式

同じ一つの大きな器でたてた同じ味のお茶を、そこに集まった人々が「一味和合」の精神で、助け合いながら同じ茶碗から廻し呑んで、和み合い結束を深めんとした。

解説文や写真は公式ホームページから引用しています

御朱印を頂きました

★　法華寺へ

10:20
大和西大寺駅バス停 ➡ 北法華寺町バス停

バスに乗り遅れた～
大和西大寺駅のバス停で、9時37分発のバスに乗り遅れ、
暑い中で駅前で40分待つことになりました。

法華寺

法華寺の歴史は今から1300年ほど前、聖武天皇の后・光明皇后の発願によってはじまりました。父・藤原不比等の死後、皇后は子どものころから住み慣れた邸宅を皇后宮とされます。その後、皇后宮を宮寺に改められたのが法華寺です。

公式ホームページより抜粋

南門と赤門

南門（正門）

赤門（東門）

天平の創建当初を彷彿とさせる本堂

ひときわ雅な気配を漂わせる鐘楼

薬草を用いて蒸し風呂を焚く浴室（からふろ）

鐘楼と護摩堂

光月亭（旧東谷家住宅）
まるで昔ばなしに出てきそうな懐かしい日本の家です。

御朱印を頂きました

★　海龍王寺へ

10:55
法華寺南門 ➡ 海龍王寺表門（山門）

海龍王寺

和銅3年（710）の平城遷都の際、藤原不比等は土師（はじ）氏から土地を譲り受け、邸宅を構えた際、北東隅にあった寺院は壊さずに残しました。この寺院が海龍王寺の前身です。
不比等の没後、娘の光明皇后が相続し、邸宅は皇后宮となります。皇后は遣唐留学僧・玄昉（げんぼう）が仏法をたずさえ無事に帰国することを願い、寺院の伽藍を整備しました。
天平7年（734）に玄昉が帰国すると、聖武天皇・光明皇后は最新の仏教や鎮護国家の基礎となる仏教政策を学んだ玄昉を重用し、内裏に近いこの寺院の住持に任じます。
玄昉が唐からの帰路、暴風雨に遭遇するも『海龍王経』を唱え無事に帰国を果したことにちなんで、寺号が海龍王寺と定められました。

解説文や写真はパンフレットから引用しています

子どもから大人まで楽しめるオリジナル漫画です
全部で6ページあります

中世建築の様式を今に伝える表門（山門）

両側を築地塀に囲まれた参道

江戸時代の建物でありながら古風な本堂

御朱印を頂きました

★　不退寺へ

11:30
海龍王寺表門（山門） ➡ 不退寺南門

不退寺パンフレット

不退寺

平安時代の歌人で伊勢物語の主人公・在原業平ゆかりの寺で、正式名称は金龍山不退転法輪寺。平安遷都ののち、平城京をなつかしむ平城天皇は、上皇として都を再び平城京に戻すことを画策されたが成功せず、都を逃れてこの地に「萱の御所」を営みました。上皇の崩御後は、第1皇子阿保親王と第5子在原業平が後を引き縦ぎ、承和14年（847）に業平自らが聖観音菩薩立像を刻んで開基したのが始まりとされ、別名「業平寺（なりひらでら）」とも呼ばれています。南門（重文）は鎌倉時代の本瓦葺切妻造四脚門で、本堂・多宝塔も重要文化財に指定されています。本堂に安置されている本尊聖観音菩薩立像（重文。業平観音とも呼ばれる）は、業平の作と伝えられ藤原時代の一木造彩色の像です。
　　　　　*-奈良市観光協会ホームページより引用-*

解説文や写真はパンフレットから引用しています

不退寺公式ホームページ

不退寺

御朱印を頂きました
　

★　JR奈良駅で昼食です

12:40
不退寺口バス停 ➡ JR奈良駅西口

JR奈良駅構内三条坊

ちくわ天のお蕎麦

てんぷら蕎麦

★　大安寺へ

13:10
JR奈良駅バス停 ➡ 大安寺バス停

★　推古天皇社

大安寺の横に推古天皇社はあります

★　癌封じの願掛けで有名な大安寺

12:30
大安寺

大安寺は日本最古の寺院の一つで、その創建の由来は「大安寺伽藍縁起并流記資財帳」(七四七)によって知ることができます。
それによりますと、聖徳太子が「天下太平, 万民安楽」の祈りの道場として平群の地に「熊
凝精舎」という一院を建立され、薨去の際、舒明天皇に託して国の大寺となすよう遺言せられました。天皇はその遺願により「百済大寺」を建立、これがわが国最初の官寺となりました。やがて飛鳥の藤原京で「高市大寺」次いで「大官大寺」となり飛鳥時代の中心寺院として栄えました。そして平城京遷都に伴い今日の地に遷されて「大安寺」となったのです。
-中略-
中世に度重なる災禍などにて壮麗なる伽藍も消失し寺運衰微しましたが、奈良時代の仏像九体が今に伝えられています。境内も近年漸次整備され、天平の仏さまに魅せられた方々や御祈梅、御供養等で心の安らぎを求めて多くの参詣があり、人々の篤い信仰が寄せられております。

解説文や写真はパンフレットから引用しています

大安寺のパンフレット

大安寺の本堂

堂嘶堂（いななきどう）

護摩堂

お砂踏み霊場

小子坊

癌封じの願い

御朱印を頂きました
　

★　元興寺へ

15:00
大安寺南大門 ➡ 南京終町バス停 ➡ 近鉄奈良駅 ➡ 元興寺
元興寺

元興寺は史跡元興寺極楽坊境内という狭い空間の、旧僧坊遺構である国宝極楽堂（極楽坊本堂）と国宝禅室（極楽坊禅室）が登録されています。また、東門は重要文化財に登録されています。この寺は、我国最初の本格的伽藍である飛鳥寺（法興寺）が平城遷都により新築移建された官大寺たる元興寺の極一部にすぎません。かつて平城京の東部外京に、興福寺と南北に接した大伽藍は、たび重なる罹災により姿を消し、この一画と史跡元興寺塔跡、史跡小塔院跡、そして寺に由来する奈良町の町名にかろうじて記録される程度となってしまいました。
この忘れ去られ様とした元興寺が世界文化遺産に登録されたのは、一重に戦後の文化財保護法による成果といえます。多くの人々が地道な調査研究を進め、国庫を中心とした多額の資金が注入され、保存事業が行われて、真正性（オーセンティシイ）が証明されたからなのです。
元興寺の所有する建造物、仏像の多くは文化財として指定を受けています。

解説文や写真はパンフレットから引用しています

元興寺のパンフレット