エルミタージュ美術館 コレクション
（その７）
（その７）
（撮影日：２０１４年１月６日）
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『テーブルの上のグラスとヴァイオリン』
| 作者; パブロ・ピカソ 1913年 この作品は、1913年に描かれたもので、テーブルに載ったヴァイオリンとグラスをモチーフにした静物画です。ヴァイオリンを構成するいくつかの部品の断片的なイメージや、その特徴的な外形を示唆する弧線が画面のそこそこに配され、主題に近づく手がかりを与えてくれています。右寄りに見える細長い緑 色の短形はミントの入ったグラスでしょう。 |
『タヒチの牧歌』
| 作者; ゴーギャン 1892年 右下に1893年の年期がありますが、1892年末の作で、故意に新しい年の数字が記された事は、画家の友人に宛てた手紙から知ることができます。同時期に描かれた他の二点と小さな連作をなしており、その中で最も大きく、ゴーギャン自身最良のものだということです。右端に座る女性が吹いているのはヴィヴィと呼ばれるタヒチの堅笛で、画家はその著「ノア・ノア」の中でこの楽器を夜と結びつけています。とすればこの絵は、満月の光に照らされた夜の情景かもしれません。 |
『マリアの月』右
| 作者; ゴーギャン 1899年 「マリアの月」とは五月お事です。五月は聖母マリア礼拝の月であると同時に、自然が花咲く時節です。白い衣の花を持つ女性が、礼拝でもするような仕草でたたずみ、かたわらにはこんもりとしたエキゾチックな低木があります。ポリネシアでは白は聖なる色とされ、白い衣をまとった者は超越者であり、神の境界に住まうものだと云われています。この絵は1898年から1899年に制作された三つの共通する特徴をもつ四作品の内最も簡潔な作品で、その三つの共通項とは、「金色の地」、「こんもりとした低木」、「花を持つ女性」です。 |
『テラスの女性』
| 作者; アンリ・マティス 作成年は不明 詳細は不明です。 |
『画家の家族』
| 作者; アンリ・マティス 1911年 この作品は、画面一面に絡む装飾模様が、全体の効果を崩すことなくモニュメンタルな絵画を生むことに成功しています。画中の四人はマティスの家族です。ゲームに興ずる息子のピエールとジャン、本を片手に立つ娘のマルグリット、そしてソファーで縫い物をする女性はマティス夫人です。 |
『オリバーレス伯・公爵の肖像』
| 作者; ベラスケス 1638年頃 伯爵・公爵という二重の称号で有名なドン・デ・グスマンは、同郷の画家ベラスケスの宮廷入りに尺力せれた。だが政敵により失脚した哀れなグスマンの末路を、この絵のどこか淋し気で気力ない表情に読み取れます。 |
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エルミタージュ美術館（美の伝道エルミタージュー）  |
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