エルミタージュ美術館 コレクション
（その1）
（その1）
| クラブツーリズム主催 「芸術と歴史探訪ロシア７日間」のツアーに参加して・・ |
特に美術に精通している訳ではありませんが、【世界三大美術館】と謳われてい る、 ルーヴル美術館、メトロポリタン美術館、エルミタージュ美術館を死ぬまでに一度は訪れたいと思い、厳冬期のエルミタージュ美術館に行って来ました。
素晴らしい絵画と直に接し感動のあまり写真を撮りまくりました。その時撮影した絵画をご紹介します。 （撮影日：２０１４年１月６日）
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『ヌベアの聖母』
| 作者; レオナルド・ダ・ヴィンチ 1478年 エルミタージュ美術館が誇る数少ないレオナルドの真作の一つです。この聖母子画は少々奇異に感じられます。少女のようなマリア（その額は高く剃り上げられ、眉毛は抜かれ、歯は見えない）、飾り気のない衣装、頭の大きな幼子キリスト。しかし花との戯れに没頭する母子の深い心の交流と本能的な喜び浮かび上がってきます。 |
『リッタの聖母』
| 作者; レオナルド・ダ・ヴィンチ 1502年頃 エルミタージュ美術館に来る前の所有者、アントニオ・リッタ伯爵の名前からこのように呼ばれています。 この作品は「授乳の聖母」の形式を取り、幼子キリストは左手に五色ひわ（キリスト教において受難の象徴とされる）を持っています。レオナルドらしい気品と落ち着きが感じられる作品です。 |
『コネスタービレの聖母』
| 作者; ラファエルロ・サンティ 1502年頃 この作品は、師ベルジーノの下絵に基づいて描かれたもので、聖母は元来下絵同様、本のかわりにざくろ（復活のシンボル）を持っていました。当然ながらベルジーノの作風が支配的ですが、構図の明快さ、背景の繊細さなどラファエロ独自の特質がはっきりと表われています。 |
『 リュートを弾く若者』
| 作者; ミケランジェロ・メリジ・ダ・カラヴァッジオ 1595年頃 リュートを弾く若者は女性なのか男性なのか物議をかもしていますが、どちらにせよ、若者の指穏やかさ、若さの持つみずみずしさを表わした人物画を、背景の花、果物、楽譜などの静物画とをみごとに融合させています。 |
『懺悔するマグダラのマリア』
| 作者; ティツィアーノ・ヴェチェルリオ 1560年代 悔悟の涙にくれる金髪の聖女は、同時に官能性にあふれ、手前におかれたどくろや不穏な風景が信仰の内面的昂揚と劇的に呼応しあっています。 |
『ダナエ』ヴェチェルリオ
| 作者; ティツィアーノ・ヴェチェルリオ 1546年-1553年の間 ティツィアーノは神話に忠実には描かず、ダエナは塔の中ではなく、背景には景色が描かれています。召使は実在するヴェネチアの老女に見え、ゼウスは翼の間から顔を覗かせ熱愛するダナエのもとへ金貨の雨となって降っています。自然の本源と人間の感情の本源とが、ここで一つの流れとなって交わっています。 |
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エルミタージュ美術館（美の伝道エルミタージュー）  |
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